ユーラシア大陸の東端、北海道の北方に、面積8万7100キロ、南北の長さ約900キロ、人口約48万人のロシア連邦サハリン島がある。この島の半分の南サハリンは1945年まで日本領であった。北方の防衛拠点、天然資源を求めて約40万人の日本人民間人が移住していた。植民地下の半島から資源探掘の為、炭坑などに徴用され強制的に連れて来られて人達や、生活の糧を求めて募集に応じて島に渡って来た人たちと、後に呼び寄せた妻やその家族ら約4万人も人達が移住していた。終戦後、ソビエト占領下になり、日本人は帰国事業により帰国の途に着いたが、半島出身者と家族、島で結ばれた日本人妻らは取残される事になった。酷寒の地に残された人々は、望郷、帰郷の思いを胸に抱き続けて過酷な生活状況の中で生きて行かなければならなかった。漸く帰還運動の甲斐あって、90年代から韓国への一時帰国、老人達の永住帰国道が開かれたが、残された家族との新たな離別を招いている。










